第115回 大江戸散歩の会 2024年4月開催(板橋区) 中世の鎌倉道と幕末の歴史道を歩く 「赤塚城跡~東京大仏~徳丸ヶ原」 |
≪散歩道のご案内≫ この地は、都心から近いわりに、豊かな武蔵野の自然や郷土芸能など伝統的な生活文化が残されている貴重な地域です。また、武蔵野台地が荒川の低地「徳丸が原」に接するところは古代・中世の交通の要所でした。そして、古くから鎌倉街道が赤塚城下の丘陵に沿って南下し、杉並区の大宮八幡を経て鎌倉に向かった古道筋でもありました。この古道は、永禄4年に越後の長尾景虎(上杉謙信)により小田原城の北条攻めの道とも伝えられています。 江戸幕末期には、開国を迫る外国に対峙するため、いち早く西洋砲術を学んだ「高島秋帆」が徳丸が原にて幕府として日本初の実弾射撃訓練と歩兵の洋式調練を行った歴史的な場所でもあります。一日、貴方の知らない武蔵野古道沿いに広がる奥深い自然と歴史を楽しみませんか??? ≪開催日・集合時間など≫ ≪散歩道の順路≫最終の下見で一部変更の可能性あり ≪注意事項≫必ずお読みになって同意の上お申し込みください。 |
東京大仏=乗蓮寺は、昭和46年に板橋区仲宿から現在の赤塚に移転した寺院で、徳川家康から10石の朱印地を寄進された格式ある寺院です。また8代将軍吉宗のとき、鷹狩の際の休憩所に指定されるなど、関連する文化財を所有しています。そして境内にある東京大仏は、東京大空襲、関東大震災などの悲惨な戦災・震災が起きないように願いを込めて、昭和52年に建立されました。高さ13メートルの青銅製で重さが32トンあり、新東京百景にも選ばれました。 |