第114回 大江戸散歩の会 令和6年3月開催

消えた我善坊谷(麻布台ヒルズ開発地区)を歩く

「虎ノ門~愛宕神社~麻布台ヒルズ開発地区~狸穴の窪地」

《散歩道のご紹介》

 能登半島地震で驚きと不安のうちに明けた2024年。しかし東京では今、①日本橋・八重洲エリア、➁虎ノ門・麻布エリア。③新宿・渋谷エリア、④品川・浜松町エリア、⑤湾岸エリアの5地区で爆発的に繰り広げられている大規模再開発を見ていると、そうした不安も吹っ飛びそうです。しかし一方で長い歴史を経て定着してきた懐かしい東京の町並みが、超近代的都市再開発のなかで姿を消していくのは少し寂しいですね。

 さて、今回は、昨年10月に14年を費やして完成した虎ノ門ステーションタワーで虎ノ門再開発計画も完了しました。また、二代将軍:徳川秀忠の正室「江姫」の荼毘道で、東京の凸凹地形の代表選手でもあった「麻布我善坊谷」が再開発の名手?「森ビル」の手により【麻布台ヒルズ開発】として30年を費やして昨年11月に開業しその姿を表しました。台地の光と窪地の影の絶妙なバランスが魅力だった麻布台が光・光・光・・・のピッカピッカ都市になってしまい、目が眩みそうな感じさえします。

 特に、メインの「森JPタワー(330m)」は大阪「あべのハルカス(300m)」を抜いて日本一の高層ビルになりました。しかしこれも、4年後の2027年には東京駅に隣接し進行中の「常盤橋再開発プロジェクト」の「トーチタワー390m」に日本一の座を譲ることになります。

 初春は。歴史に培われてきた伝統的な町並みを偲びつつ、新しく変わりゆく東京の町の変化を楽しみながらの散歩です!!!

《開催日・集合場所など》

◆参加費=1人1,900円(初参加=500円)

◆開催日=同じコースを月に3回開催します。選択して申込ください。

1回目=3月10日(日) 定員20人  最低参加人員=10人

2回目=3月17日(日) 定員20人  最低参加人員=10人

◆代替開催日=3月24日(日) 雨天中止になった場合の代替開催日

◆集合場所=メトロ銀座線「虎ノ門駅」又はメトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」8番出口を出た路上。*会の白旗が目印。

◆集合時間=午前10時15分(20分に出発) 時間厳守。

◆解散=午後4時頃 メトロ南武線又は都営地下鉄「麻布十番駅」

◆ランチ=日比谷線神谷町駅周辺のお店で分散ランチです。

◆見学=森JPタワー33階展望台(無料)、麻布台ヒルズ全体をゆっくり散策します。

◆最終情報=各開催日前日の土曜日午後6時に「最終情報」を会のHPに掲載します。開催の際の注意事項や雨天中止のお知らせです。必ず確認願います。

◆その他諸注意

①参加費は予めご用意下さい、昼食後に集めます。お釣りはありません(コロナ対策です)

②傷害保険・イベント保険には加入していません。事故・怪我対応は個人責任になります。各自の判断で適切なイベント保険等に保険に加入することをお勧めめします。

《散歩道の順路》窪地です

メトロ虎ノ門駅8番出口出た路上→虎ノ門の碑→虎ノ門跡地→新聞創刊の地→江藤新平遭難の地碑→外堀溜池の櫓台遺構と碑→金比羅宮T→虎ノ門ヒルズT(ステーションタワー&森タワー見学)→栄閑寺(猿寺、杉田玄白墓所)→興昭院(こんにゃく閻魔)→愛宕山(エレベーター)→愛宕神社T→出世階段→天徳院(浄土宗江戸四ケ寺)→西久保の窪地→光明寺(梅寺)→ランチ【分散でランチ(元祖油そば、富士そば、吉野家、日乃屋カレーなど)】→西久保八幡神社→雁木坂→三年坂→我善坊谷T(現:麻布台ヒルズT【全体をゆっくり散策し、33階展望台で見学】→アークヒルズ仙石山→島崎藤村旧居跡→植木坂→鼠坂→狸穴の窪地→心光教院(徳川秀忠ゆかり)→東京タワー→金地院(金地院崇伝ゆかり)→芝公園紅葉谷の窪地→増上寺(徳川将軍家菩提寺)→解散

★参加申し込みはTOPに戻り「参加申し込み方法」を参照して申し込んでください←クリック


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開発前の我善坊谷

 
開発後の我善坊谷

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