第92回 大江戸散歩の会 令和3年10月

秋!!「武蔵野の湧水の道」を歩く

「上石原~野川~大沢の里~ハケの道」

 《散歩道のご案内》

 武蔵野台地に広がる立川崖線と国分寺崖線は、古代多摩川が南へと流れを変えていく過程で武蔵野台地を削り取ってできた、重なりあうような河岸段丘の連なりです。崖線には豊かな湧水(ハケ)がもたらされ、東京の貴重な親水空間として、また野鳥や小動物の生活空間として貴重な自然地となっています。
 とりわけ、三鷹市「大沢の里」では国分寺断崖線のハケから湧き出す「野川」の豊かな湧水で稲作を行い、東京では珍しい「わさび田」で栽培も行われています。里の段丘からは縄文時代の住居跡も発見されています。都立野川公園ではホタルの自生を目指した「ほたるの里」づくりが進められています。
 地球温暖化など世界中で環境問題が深刻化する中、今回歩く散歩道はまさに東京の快適環境のモデルと言っても良いコースです。
 また、今回歩くコースには、江戸時代は上石原村といい幕末の歴史に足跡を残した新選組隊長「近藤 勇」の生家や菩提寺があり、京都から戻った近藤 勇が甲陽鎮撫隊を従え官軍との交戦のため甲府に向かう途中、故郷の西光寺で休息し、勝利を誓った歴史が残されています。江戸の風も忘れずに歩きます。
 コロナ禍のマスク生活で疲れた心と体を国分寺断崖線の湧水など、大自然が育てた美味しい空気を胸いっぱい吸い込みながらコロナ疲れを癒やしwithコロナ時代に備えましょう。

《開催日・集合場所》

◆開催日:同じコースを当面2回開催します。参加希望が多くなったら3回を予定

1回目=10月10日(日) 定員18人  最低参加人員8人

2回目=10月17日(日) 定員18人  最低参加人員8人

代替開催日=10月24日(日)(雨天中止などの代替開催日)

◆参加費=お一人様1,900円(ガイド・資料等諸経費)
◆集合場所=京王線「西調布駅」2階改札口を出たと小広場。改札口は1箇所。会の手旗が目印です。(新宿からは、新宿駅京王線3番線から「高尾方面」の準急や特急に乗り「調布駅」で乗り換えて、同じホームで普通電車に乗車、1つ目が「西調布駅」です。不安なときは駅員などに確認のこと)
◆集合時間=10時15分集合(20分出発)
◆ランチ=都立野川公園で持参のランチを食べます。自分が座れる広さの敷物(ビニール等)を必ず持参のこと。
◆注意事項=ハイキング時の服装や靴でお願いします。
◆最終連絡=各開催日前日の午後7時に会のホームページに掲載します。確認のこと。

《散歩道の順路》
京王線「西調布駅」→旧甲州街道→西光寺(近藤勇ゆかり)→天文台通り→西町公園(T)→味の素スタジアム→調布飛行場入口→大沢総合グランド(T)→野川武蔵野路散策(八幡橋→棒沢橋→野水橋→飛橋)→水車経営農家→大沢の里(休憩T)→御狩野橋→人見街道→龍源寺(近藤勇墓所)→近藤勇生家跡→都立野川公園(昼食T)→自然観察センター(ほたるの里散策)→野川(水木橋→紅葉橋→二枚橋(T)→やまべ橋)→ハケの道→都立武蔵野公園(T)→小金井新田→ムジナ坂→中村研一美術館→薬師通り→小金井神社→西念寺(小金井小次郎追悼碑)→金蔵院→ハケの道坂→連雀通り→小金井黄金の井戸→小金井街道→JR中央総武線「武蔵小金井駅」(解散)

★注意事項

①コロナ時代の運営指針「大江戸モデル」を必読のこと。
②参加者は必ずマスクを着用のこと。できれば個別にアルコール洗浄液等を持参できれば安心です。
③当日「発熱、風邪、体調不良」などがある方は参加できません。集合時に確認します。
④配布するガイド用資料は、管理人が作成時に、手洗いを徹底し、マスク&フェイスシールドを着用してコピー・丁合いしたものをお渡ししますので安全です。
⑤参加費1,900円は予めご用意下さい、集合時に集めます。お釣りはありません(コロナ対策です)
⑥傷害保険・イベント保険には加入していません。事故・怪我対応は個人責任になります。各自の判断で適切なイベント保険等に保険に加入することをお勧めめします。

◆立川崖線と国分寺崖線の理解のための図

https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/nature/natural_environment/tokyo/area/28_gaisen.images/28gaisen.jpg
下側の太線が「立川崖線」、上側の太線が「国分寺崖線」


◆参加希望者はTOPの「参加申込方法」を参照して申込ください。←クリック

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